ヒッコリーゴルフの手引き

マスター ボビージョーンズ

ボビー ジョーンズは完璧なリズムとバランスを持っており、今までで最も素晴らしいヒッコリーゴルファーでした。彼のスウィングスピードは約113mph、飛距離は約250-260ヤードでした。彼はロングヒッターの一人でしたが、ショートゲームに強かったのでゲーム全般において素晴らしいプレーヤーでした。ショートゲームでスコアが決まることは皆さんもご存知ですが、ヒッコリーゴルフをする時も忘れないでください!ボールを遠くに飛ばせなくても、勝てるチャンスはあります。

振って感じる

最初にすることは、クラブを握って構えることです。重さを感じてみてください。通常ヒッコリークラブは現代のクラブに比べると重いですが、クラブを軽く握りヘッドを振ってみると、クラブの感じがつかめるはずです。スウィングの練習をする時は軽く握り、振り切るまでクラブヘッドの重さを感じてみてください。

ウッド

次に、木製ヘッドのクラブをご覧ください。木製のヘッドは今日のクラブと比べて小さいですし、見た目が古っぽいと感じもします。ヘッドには大抵クラブメーカーかプロの名前、そしてゴルフコースの名前の刻印があります。木製のヘッドは、楓、ブナ、柿の木から作られ、シャフトはヒッコリーから作られます。グリップは牛革の細長い布で、クラブの持ち手のところに巻かれています。グリップは両面のフリクションテープで留められ、アイアンと同様に、鋲とワックスの付いた麻糸がウッドのつなぎ目に使われています。

ウッドを打つ

ティーショットから始めましょう。モダンなドライバーの時よりもティーを低めにします。ヒッコリープレーセットのウッドは12-20°とフェアウェーウッドのように角度が付いています。木製ヘッドは今日のクラブより自然とボールを低く打ちますので、ドライバーというよりはフェアウェーウッドと考えていただいたら良いと思います。ですのでティーは低めに、モダンクラブの3番か5番と思って打っていただいたら良いでしょう。モダンクラブのトルクは強いです。ヒッコリークラブはモダンクラブよりもっと回転しひねります。そのためスウィングをできる限りなめらかにすることでより正確に打つことができます。(もちろんこれはモダンクラブにも共通して言えます!) 今日のプレーヤーは一般的にヒッコリークラブより耐久性のあるシャフトを使っています。しかしヒッコリークラブがおもちゃなんて思わないでください!その逆で、このクラブを使うことで素晴らしいショットを打つことができるでしょう。フェアウェーの良いライやラフの短いところからですとウッドを使っていただけますが、ラフの深いところから出すときはマッシーを使うことをお勧めします。

アイアン

ヒッコリーゴルフでプレーを楽しむためにするべき2つ目のことは、これから打つクラブをチェックすることです。まずアイアンヘッドが鍛鋼製で見た目が古っぽいことに気が付くでしょう。ヘッドにはメーカーまたはプロの名前とプロの属するゴルフ場の名前が刻印されています。当社が探し出すクラブの多くは『プロライン』で、プレーヤーのためにシャフトのフレックスや長さをカスタムしてあるクラブです。木製シャフトはヒッコリー材で、1900年代初期のクラブメーカーの一番高級な木材でした。グリップは本革の細長い布で、クラブの持ち手のところに巻かれています。グリップは両面のフリクションテープで留められ、鋲とワックスの付いた麻糸がウッドのつなぎ目に使われています。

ミッドアイアンを打つ

これはゴルフバッグの中では一番ロフト角の小さいアイアンで、大抵25度です。しいて言えば2番または3番アイアンのようで、プレーヤーによっては一番難しいクラブとも言えるでしょう。プレーヤーによっては、きれいに当たるとウッドより真っ直ぐ飛ぶ素晴らしいクラブでもあります。まずは打ってみてください。

マッシーを打つ

主力クラブです。傾斜角があり、今日の6-7番アイアンになります。平均的なプレーヤーには、なめらかなフルスウィングで150ヤードほど。このクラブはグリーン回りの『チップ&ラン』にとても良いクラブです。パターを打つようにこのクラブを使い、どのような結果が出るか見てみてください。このクラブはフェアウェーでボールを前方に出す時や、良いライのラフから出すのにお勧めです。通常良く飛び、フェアウェーに出す時に頼れるクラブです。他のクラブがうまく当たらなくて困っている方は、マッシーを使ってみてください。

マッシーニブリックを打つ

大抵オープングリーンでアプローチを打つ時に使うと良いクラブです。ロフトは約45度(8番アイアンと同等)で、100-125ヤードから使うのに良いクラブです。ピン前に落としたり、ピン近くに転がすアプローチなどに打ちやすいクラブです。全てのアイアンにおいて、今日のクラブやゴルフボールはスピンがかかりやすく、グリーン上で止まりやすいです。ヒッコリークラブは、グリーン上のボールが落ちたところよりも遠くに行くことを覚えておいてください。もちろんグリーンのコンディションにもよりますので、コンディションを見極める必要もあります。

ニブリックを打つ

ニブリックは一番短いクラブです。ウェッジのように、飛距離は飛ばす方で100ヤードほどです。このクラブはグリーンまわりからの高めのピッチング、キャリーが必要なアプローチ、そしてバンカーからのショットに使用するのをお勧めします。これらのクラブは通常大きなヘッドで、芝の薄いライからのショットにはコツがいります。このクラブは薄い先端とロフト、シャベルのような見た目で、『チャンク』するのに一番簡単なクラブです。

パター

パターのほとんどはブレードスタイルです。これらのクラブは大抵鍛鋼製で、スウィートスポットに当たると素晴らしい感覚があります。少し軽いですが、軽く握ることで良い感触を得ることができます。何百もの中から選んだもので一つ一つがユニークです。ロフトは現代のコースのスピードに合わせてあります。(昔のグリーンは遅めか芝が長かったのでパターは10度高めになっていました。)

Source; Chris McIntyre from PlayHickory